はい!楽しみにしていた関屋記念でしたが、期待どおり直線の攻防はかなり面白いものとなりました。

残念ながら、本命のフローレスマジックは不甲斐ない結果に終わりましたが、まぁこんなもんか。

やはり魅せてくれたのはミッキーグローリー、クリストフルメール騎手。
後述しますが、見た目以上に馬も強かったと思います。

それではラップから↓↓

12.6 - 10.9 - 11.2 - 11.8 
11.5 - 11.8 - 10.8 - 11.5

ただこれは、ラスト3ハロンまで単騎逃げのマイネルアウラートが刻んだラップなので実質先頭集団の3ハロン上がりは
11.0-10.8-11.5でマイネルがコーナーで引き離していることから、4ハロン目の11.8のところは全体的には12秒台に入っていたのかなと思う。

直線4ハロンのトップスピード持続戦。

それでは一頭ずつ。

まず、
本命馬◎​12フローレスマジック
​→ スタートまずまずも、後方策で脚を溜める選択。直線馬群中目から流れに合わせて追うもラスト1ハロンまで伸びずバテず、ラスト1ハロンで一気に垂れて戦線離脱。
久々の左回り直線長いコースで変わり身を期待しましたが、ダメでした。
いろいろ言いたいことはありますが、結論から言うと長く脚を使えないです。
キレる脚は一瞬タイプで、その10秒台のキレをほとんど全馬が引き出せるような余力持ったまま直線にはいってしまったため、目立つこともなく、持続力で劣るこの馬は早々と戦線離脱という結果。
んー先行してもらう予定でしたが、それを置いといても、思ったよりも持続力で見劣ったなという印象。
しかし、これはまた難しいところで、実際上に行くほど小回りのほうが長い脚を要求されることの方が多いし、適性でいえばなんとも言えない。
ただひとつ言えるのは前受けして自身の仕掛けを遅らせての出しぬきでしか好走をイメージできないかな。
OPクラスに上がって苦労しているのも納得で、短い直線でスローからロンスパなりで持続力が求められることなく、直線ヨーイドンの生ぬるいレースになんて、そうそうならないんでね。
難しいが、それに極力近い形で最内先行、仕掛けをうんっと待ってというパターンを待つしかないのかなと思う。

馬券がこちら↓↓
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1着 13ミッキーグローリー
→ 道中は後方に近いところで進めての直線ごぼう抜き。
これは見た目以上に強い競馬で、圧巻なのはラスト1ハロン。前も11.5とさほど落としたとも言えない中で4.5馬身あった差を一気に差して来たので、この馬自身はラストまで10秒台に近いラップ。
ラスト1ハロンまではもう届かないかなと思うような位置から、実はサラキアとディメンシオンの後ろで風よけを利用して溜める形。
ルメールのこのスキルもさることながら、それに淡々と応えるこの馬も相当強いと思わされる内容で実質一頭だてだったと言っても過言ではないと思う。
この馬の最大の武器はこの持続力でホワイトマズルの血を持つ馬らしく爆発力がすごい。
これはマイルCSでもふつうに楽しみになった。

2着 ​14ミエノサクシード
→ この馬は確実に今年から一皮むけたとみていいと思う。
しかも、今回は前走の反省からか先行策。川島騎手は意識しての先行策だったと思うし、かなり強気な攻めの競馬、結果それでもしっかり脚を引き出せたし、実質勝ちに等しい内容。
これで負けたのなら相手を褒めるしかないかな。
マイルでも先行して脚を引き出せるのがわかったのは収穫で、今後もマイルにこだわっていいと思うし、しばらくは安定して結果を残すんじゃないかな。

3着 ​6ソーグリッタリング
→ この馬も前走の反省を活かしてきっちり先行策。
ソラを使うのはわかっていたはずなのに、前が思ったよりも手応えなさすぎて予定よりも早めに単独の先頭に立ってしまった。
そこでやはり、ソラを使っていたようで、すぐ後ろから勢いよくミエノがくるとすぐに応戦。200メートルの叩き合いもわずかに敗れ、2着かと思いきやその外からは涼しげな顔のミッキーグローリー、、、笑
うーん、馬券圏内という狙いなら結果オーライで仕方ないが、勝ちに行くのなら中途半端。
浜中騎手も、コメントしていたようにソラを使うのは意識していたはず。
それなら前に最後まで伸びる強い馬を置くのが理想ではあるが、ただ実際このメンバーで最初からそれを絞るのは難しいしリスクもある。結果安全策に出たような先行に見えた。
能力は確かで、ミッキーを除けばここでは、1.2番に強いのは確かだったかな。
完璧にハマるのには注文がつくが、強い先行馬がいてくれれば、ハマってくれそうな気もする。今後も楽しみな一頭。

4着 9ディメンシオン
→ 最後までフローレスと本命を迷ってた一頭だが、途中まで完全に選択ミスったーと頭抱えていた笑
ミッキーが規格外だったおかげで結果オーライにはなったが、やはり、狙い澄ましていましたね。
得意新潟替わりの藤原叩き2戦目鞍上強化。
戸崎さんはそつなく乗ってくれたと思いますが前三頭が強かった上にミスをしない以上これはもう仕方ない。
狙いとしては人気のない今回が最大期待値だったのは間違ってはいなかったと思うので、次走似た条件でも人気するようならメンバーとの相談になりますね。
結果オーライ。

5着 ​5サラキア
→ 今回能力足らずとみて切っていたので、5着は思ったよりも頑張ったなという印象だが、まぁこんなもんでしょう。
ディメンシオンに追い負けるレベルかつ出遅れ癖あるので、前走が恵まれただけで人気先行するうちは、無視でいきます。

6着 ​7ロードクエスト
→ ミッキーグローリーともう一頭ある意味魅せたのがこのロードクエストミルコデムーロ笑
完全な後方一気の戦法だったが上がり最速31.9は意味がわからない笑
この馬は左回りが得意でバテ差しが武器なので、ある程度時計を要する馬場かつ前も落としやすい府中1400が一番あうとは思うんだけどなぁ。
その府中1400の京王杯は高速馬場だった上にさぁこれからというところで詰まって追うのをやめているので参考外。
まだまだ、どこか狙えるところはありそうだが、次は少し人気しちゃいそうで。

9着 ​10ロシュフォール
→ 重賞4連勝の田辺騎手で前走大敗ながらも三番人気に推されたロシュフォールですが、やはりマイルは短かったですね。
というより、この馬スロ専ですわ。
高速馬場の直線競馬である今回末脚を引き出せなかったのなら、このペースでも削がれたと見るのが自然で、過去の戦績をみても自身37秒台のかなりのスローバランスで結果を出している。
マイルだとそんなペースはほぼないので2000前後の距離かつ高速大回りで見直し。

14着 ​3ケイデンスコール
​→ 最後にNHK2着で今回二番人気を背負ったこの馬を。
さすがに負けすぎではあるので、他にも多々敗因はあるかと思うが、少なからずNHKと今回のレースでは似ているようで実は似ていない。
あのレースは3ハロンの明確なトップスピード戦でテンが速かったおかげで、ラスト1ハロンは前も落とす結果になった分差し込めた。
この馬自身は2秒近いスローバランスで入れた上にコーナーで緩んだところを外から楽に位置を上げて直線に持っていけた形。
今回はテン3ハロンは同じような入りでもそこからの中間2ハロンがまるで違う。
この馬としては息を入れずに直線追い出しに入ったんじゃないかな。
そして、前もなかなか落とさないので持続力で見劣った結果に。
まぁほかにも原因はありそうだが。。
どちらにせよ噛み合いきるのは難しいような馬だとは思っておいたほうがよさそう。

以上です。


はい、昨日は今週に控えた【札幌記念】の注目馬として、4歳G1三羽ガラスを差し置いて、クロコスミアをあげましたが、、、

薄々気づいているかとは思いますが、今回の札幌記念、私でかいの狙います。
理想は穴-穴-穴です。
というのも、その4歳三羽ガラスに適性面や勝負度でそれぞれ危うさを感じており、それだったらホームラン狙いでフルスイングしてやろうという魂胆です。

その三頭の不安要素に関しては後日書くかと思いますが、今回は穴軸候補筆頭馬を各ランキングにて、馬と理由に分けて公開です。

馬→

理由→