レコードですか、、、
さすがに笑うしかなかったですね笑
2着以下も比較的前残りなので、特殊馬場によるほぼ参考外の一戦と見ていいかと思います。

なので、基本的には今回噛み合わなかった馬を厚めに回顧していきたいと思います。

まずはラップから↓↓

12.3 - 10.6 - 10.4 - 10.9 - 11.2 
11.4 - 11.5 - 12.0

コーナーの割合が多い中山1600で10秒台三連続。そこからは徐々に落ちていく、まるでスプリント戦のようなラップで最初の1000が55.4。1200通過も1分6秒8と考えればこの異常さがわかるかと思いますが、普通は止まりますわ笑
こんなの見たことない、、おそらくですが中山史上1番の高速馬場じゃないですかね。

ということで、
6着◎5ストーミーシー
→ 8番人気なので、まぁ人によっては善戦したとみてるのかもしれないですが、私はシンプルに今回のメンバーで1番強いと思っているので、割と勝負レースでした。
馬場は抜きにしてみると、結果的に内枠が痛かったかなという気もします。
というのも、道中は後方よりの内目追走。
直線は前にスペースをとって追い出すも詰めたところで二、三着馬がちょうど壁、4着馬が蓋で全く追えてなかったですね。
外から来たプロディガルサンが5着までは来ているので、外枠で出し切れたほうがまだ勝負になったのかなとは思っています。(ロスあってでも出し切ってなんぼのタイプなので)
まぁどちらにせよ、今回は展開不利に加えて詰まり脚余しなので全くの参考外でいいかと思います。
そして、実はこの馬、復調気配見せた今年1月のニューイヤーSから前走まで7戦連続で展開やら詰まりやらの不利を受けていて、勝った前走まで一回も噛み合っていなかったんですよ。
そして、今回またもや二重の不利で噛み合わず。
今後の重賞は今回よりも相手強化は避けられない上、さすがにそろそろバレてくる頃合いかとも思うので、今回が1番の買い時だったんですけどねー。
次回また買います。

1着 10トロワゼトワル
→ さすがはノリさん。笑
今回、逃げる可能性は感じていて、状態も良さそうだったので、一旦は単穴に打ったこの馬ですが、全く雨が降らないことで取り消し。
さすがに、このメンバーでは雨による展開利なしでは足りないだろうとみていました。
結果、それ以上の馬場の利とそれを唯一最大限に活かしたノリさんの鞍上としての腕がこの馬を勝ち馬に導きましたね。
もちろん、あまりに特殊なのでこの結果を鵜呑みにはしたらダメなのは言うまでもなく、今後はマークもきつくなるでしょう。
まぁ1200のようなラップになったことで、1200.1400で勝ち経験のあるこの馬に向いたことは確かにあるかと思います。
ただ、1600でこのラップ、普通は止まるって。笑
高速馬場でもね。
次走が試金石。

2着 11ディメンシオン
​3着 ​2ジャンダルム
→ 道中3、4番手にいた二頭で2、3着。
結局は内と前に有利だったことが1番の要因で。
ディメンシオンは得意なのは左回りだとは思いますが、それでもターコイズSの内容とそれこそ狙いすました前走だけ走れればここでは力上位だとは思っていました。
ただ、なにか先行を示唆するものは出ていたのですかね。おそらく、前走同様の位置からの差し競馬だと厳しかったと思いますけど。
3着ジャンダルム。これはもう2秒で消しましたわ。笑
血統的にも末脚のキレ不足が弱点で、個人的には力いる馬場でワンチャンスの位置付け。超高速馬場ではいらないだろうと。。
しかし、今回、前にいたのが一番の好走要因なのは間違いないですが、超高速馬場でも前ががりな短距離的展開になったことで、逆に後半のキレが求められなかったことは幸運だったと思います。
そして、今回のような競馬ができるのなら短距離路線も面白いんじゃないかと思います。
競馬は不思議なもんで、1600よりも1200.1400のほうがスタミナがより求められることの方が多いので。
ただ、今回ディメンシオンにしてもジャンダルムにしても、前走から一変、先行してくる事をどれほどの人が予見して当てれたのだろうか。
共に鞍上替わりではあるが、私には100回予想しても拾えません。

4着 ​3カルヴァリオ
​→ この馬が4着に来れるくらいに他の各馬が能力を出し切れなかったレースだったという認識。
この馬としては前走比マイナス3キロのハンデと内有利馬場を最内とおせたこと、そして、先行できたこと。これらが全て噛み合いきっての4着だったと思う。
最後に馬券になったのも1200なのでのレースで展開的にも淀みないラップがあっているのかもしれないね。
重賞ではハンデ込みで噛み合い切って4着というレベルなので、難しいとは思うけど。

5着 ​1プロディガルサン
​→ 最内枠からのスタートも道中は下げて後方。4コーナー出口あたりから外に誘導して大外で直線。
そこからの伸びは一番よかったものの、安定の3着争い。およばずの5着。
この馬は強いんだが、悪い意味で相手なり。目標とする前の馬までは全力で走るんだが、追いつくとそこでやめてしまうんだよなぁ。
今回も坂を登りきって、カルヴァリオに並んだところで手を抜いてるのが見たらわかると思うのでぜひもう一度見てみてください。
今回の場合、根本的には展開不利なのであれだが、それでもこのメンバーで全頭が100の力を出し切った時には1.2の実力馬というのは十分示せたとは思う。
まぁそういうタイプなので自身人気薄になる相手強化で、展開噛み合って勝ち馬に対して並んだところでやめる2着固定が一番のゴールデンスポットだと思っているが、いずれくるのかな笑
頭がいいのだとは思う。

7着 4クリノガウディー
​→ この馬も強いんだが、折り合いに難がある馬。
今回はこのペースなので流石に折り合いには問題なかったが、4角出口の勝負どころでロードとプロディガルサンに包まれて、仕掛けが遅れる地味だが致命的なミス騎乗。
直線中盤でようやく追い出してからは前との差も詰めてきているので、なおさらもったいなかったかなと思う。
それでも根本的には、朝日杯のイメージから瞬発力で勝負したいタイプだと思うし、今回の展開では微妙。
展開不利に加えて、力も出し切れていないので、人気が落ちるのならいいと思うが、今回のペースの直後でまた折り合い難が再発しないかなという不安はある。

11着 ​9グルーヴィット
→ 今回が一番人気、位置どり的にもまぁ悪くないところから手応えなく、失速してしまったわけだが、おそらく、道中緩まないペースが他の馬以上に応えたのだと思う。
いわゆる、オーバーペース。なので、この一戦は参考外も、コーナー勝負になりやすい小回りは苦手かもしれない。
コーナー緩んで直線勝負になりやすい大箱コースで見直し。

13着 ​13プールヴィル
→ うーん、この馬も先行馬なのだが、距離というよりは道中緩まない淡々としたラップが苦手なのかなと思う。
NHKがラストで垂れたので判断難しいが、おそらくあれも距離というよりはオーバーペース。
その根拠が過去の戦績にあって、1400のフィリーズデビューでも、淡々としたラップではなくコーナー緩んでの直線勝負になったことで好走していて、一方1600の阪神JFでは前に不利な展開ながら、コーナー緩んで直線瞬発力勝負になったことで、前目からは唯一掲示板に食らいつく善戦を見せている。
なので、先行馬でもコーナー緩んで瞬発力で勝負したいタイプで、グルーヴィットと同じく大箱コース向きな印象。
ただ使える脚は長くないので仕掛けを待ちたいところから先行は必須かな。
あとは血統からもゴリゴリ欧州血統なので力いる馬場で巻き返し期待したい。

以上です。


今週は3日間開催、その最終月曜日に行われるのが【セントライト記念】ですが、例年に比べてイマイチワクワクしないメンバーですね。
なんでだろう。
おそらく、この中から秋飛躍する馬が想像つかないのが一番の理由だと思いますが、そういう時こそ終わってみればいいレースだったとなることはあるあるです。笑
その主役候補を予見して穴馬を探してみますか、、
まぁ、今回の4つの前哨戦、紫苑ステークスの結果から、テーマは
「上がり馬を過剰に評価しない、春の実績馬中心」
というものにしていますが、、、
一頭いますね。不本意に人気を下げている馬が。
まぁ、予想オッズなので現時点ではなんともですが、、、この人気なら軸にする価値アリです。
その​と理由を各ランキングにて公開です。

馬→

理由→


〆 次回は【セントウルS】の回顧を予定しております。