と、その前にJBCを軽く触れておくと、まず、レディス
→ゴールドクイーンに単騎でいかれると、あーなってまう。というのに尽きる。
まぁ落馬がなくても、スピードが違かったので、変わらなかったとは思うが。
こちらが先に逃げ馬残った時点で嫌な予感はしたが、、、

次にスプリント
→ 案の定。
個人的には展開はレディスと逆であって欲しかったなと。
コパノキッキングはスタート躓きからリカバリーしてのあのハイペースを三頭分外をまわって先頭列。
3コーナーから早めにノブを潰しにかかっての2着なので、あそこまで構えることなく好位の外から普通に仕掛ければ勝てたレースだと思う。
決して褒められた騎乗ではなかったが改めて馬はものすごく強いなと思わされた。
ブルドッグにしてもトロヴァオにしてもノボバカラにしても前半控えてた馬が他は上位に来てるので。
乗り替わって、もう一度フェブラリーで今度はリッキーのような逃げを打ってほしいな笑

最後にクラシック
→ 印4頭の4連単なので、抑えの三連単はとれたが、本線はチュウワークインズサターンのワイドだったので、つくづく流れのなさを感じる。
細かいことを言うと矢野騎手は道中チュウワの後ろにつけるチャンスは幾度とあったのにもかかわらず、向正面でなぜか仕掛けを待って内外から前に入られ、典型的な踏み遅れ。
結局その分の差で4着、と。
最後の脚はかなり目立っていただけに、もったいない。
正直まだモヤモヤするが笑


まぁ切り替えて、
アルゼンチン共和国杯の回顧にいきますか!


まずはラップ↓↓↓

7.2 - 11.2 - 11.9 - 12.9 - 12.7
12.6 - 12.7 - 12.4 - 12.0 - 11.8
11.3 - 11.1 - 11.7

62.0-57.9

なんとわかりやすい、直線勝負。
昨年ほどではないが括りでいえば昨年と同じスローからの3ハロン戦で、これではムイトが勝ち切って、ルックが届かないのよ。
と説明する上で教科書のようなラップレースになったと思う。

一言言わせてもらうと松岡さんや、福永さんは何がしたかったのかと。笑

まぁ、馬場がよかったのである程度キレを重視していたのもあって、馬連ワイドの馬券は本線で取れたが、、、ルメさんは過剰人気馬でもちゃんと持って来ちゃうかという感じ、、、。


それでは一頭ずつ。


1着 ムイトオブリガード
→ さすがノリさん。
あの位置につけて、スローのトップスピード戦になったらそりゃ勝ちますわ。
この馬は目黒のように前半速くなってしまうと末脚削がれてしまうがスローなら例え分散されるラップになったとしても、六社ステークスのように持続力も高いレベルで持っているので、あのポジションをとって逃げたオジュウがスローにコントロールした時点で勝負あり。
典型的な後傾タイプでテンで忙しくなりたくないので、東京2500またはもっと距離が長くなる分にはほぼほぼ崩れないと思う。

2着 2タイセイトレイル
→ よくぞ持って来てくれました。戸崎さん。
道中アフリカンより後ろだったのは少し嫌だったが、予想通りのベスト条件だったか、パフォーマンスをぐんと上げてきた。
緑風ステークスをみても、早めに抜け出しすぎて目標とされてしまったし、並んでからはまた伸び返していたように敗れたものの余力自体はあったと思う。
今回はとにかく鞍上強化、ハーツ産駒で東京替わり、東京2500に強いトニービンにロベルト、さらにはスタミナ血統ニジンスキーも持っていて、これまでの中で自身ベスト条件の可能性は高く、買い要素は揃っていた。
それでも、結果不安視した3ハロン勝負で2着はこちらの想像よりも強かったわけで、逆に言えば想定通りの分散ラップになっていれば、頭さえも際どかったんじゃないかなとも思える。
ただ、東京2500は恐らくベストなので、別条件で人気するようなら冷静な判断をしていきたいかな。

3着 1アフリカンゴールド
→ 前目からの瞬発力勝負。
結果的にはこの馬にとってベストの展開になったと思う。
位置どり的には二列目ポケットのムイトの位置が本来理想だったとは思うが、この馬にとってこれしかないという、スローの瞬発力勝負で明確にムイトに劣ったように、過剰人気なのは間違いない。
それでも、きちんと持ってくるのがルメなんだが、東京芝でのルメさんは本当に馬の100パーを毎度安定的に出してくる印象で、このアベレージ力が現状他の騎手と比べてずば抜けているから強いんだろうなと。

4着 5ルックトゥワイス
​→ この馬の負けパターンのお手本のようなレース。
むしろよくあそこまで来たなとも思えるが笑
何度も言うように素材はこのメンバーでも一番でズブいのが弱点。
動き出しが遅いがスピードに乗ったらどこまでも伸びるのが武器でもあるのに、今回も勝負が決してからのラスト1ハロンでアホみたいな脚で突っ込んできた、シンプルに差し損ね。
これはもう詰めて言えば、前が直線を33秒台で踏めてしまう展開を道中最後方だったのが一番の敗因ではあるが、100歩譲ってそれはいいとしても、まわりと一緒に直線キレ勝負に持っていってしまっては話にならんわけで。
まぁ懸念はしていたので、重い印は打たなかったが、あまりに馬のことをわかっていない。
この馬が条件戦でくすぶっていた時の戸崎さんと同じ乗り方で負けているので、、、有力馬に乗る以上プロとしてもっと
予習してほしい。笑
まぁそれでも、全体が3コーナーからの分散ラップになっていれば勝ち負けしていたようなパフォーマンスは見せているので、馬自体はG1でもと思っている。
乗り替わってくれー笑

6着 6ポポカテペトル
→ 一瞬は見せ場もあったように復調してきたとは思う。
ただ、この馬ディープ産駒なのだが今回もラスト2ハロン地点でのキレ負けが目立ったし、これはアイスバブルも一緒で、ミスパスカリの血が瞬発力を削いでいるような気がする。
この馬も泥んこ菊花賞で3着や全兄マウントロブソンも確か重馬場の鬼だったことからも、純粋なディープ産駒よりもパワー、スタミナにシフトしているところはあると思う。
馬場が渋るもしくはルック同様もっとロンスパの展開になれば、面白かったかもしれない。

8着 9ノーブルマーズ
→ ノビナイバテナイ。
マエイカナイトハナシニナラナイ。

11着 4アイスバブル
→ 恐らく浜中さんは目黒のイメージでルックマークを決めつけていたのか、あの位置じゃあこの展開では流石に厳しい。
あとはポポのところでも述べたとおり、この馬もディープキンカメだが、ミスパスカリの血により、純粋なキレ勝負よりはパワースタミナにシフトした方が高いレベルではいいのかもしれない。
実際、上がりで見ればわかるが実はこの馬自身も目黒より0.7も速い上がりを使っているわけで、、、
目黒がいかに全体で流れてタフな展開になったかがわかると思う。

12着 12オジュウチョウサン
→ 今回のレースのベストオブ何がしたかった。
逃げるのだけが目的だったのならそれ以上何も言わないが、そうじゃないでしょ。
前走の石神さんと何も変わらないし、ましてや逃げてペースを作れる立場だっただけに尚ひどい。
どう考えたら、この馬、この血統で瞬発力勝負でいけると思うのか。
松岡さんなら大丈夫だと思ったんだが、、、
最後に、どの分際で、、と思われるのは百も承知の上で、この際だからずっと思っていたことを言う。
その日キーとなる馬に乗る騎手にその馬の特徴とどう乗ればいいかを教えてあげたい。
そして、調教師、馬主などの陣営もどこか勘違いしていて、全く馬の特徴をわかっていないことが多い問題。
どうにかならんかね。笑


以上です。


はい、お待たせしました。
【エリザベス女王杯】
個人的にはクロコスミアを2年連続軸にしながら、モズカッチャン、リスグラシューにやられて痛い目にあっています。笑
そして、今年はそのクロコ猛烈に4着臭がするので軸にはしません。
ただ、最初に言います。今年のエリ女は荒れません。
このレースの特徴は主に2点。

牝馬限定→スローの瞬発力勝負傾向
非根幹距離→非主流血統浮上

恐らく今年も良馬場ならスローペース。
直線からの加速力と瞬発力勝負になると思っていて、そうなると、その展開が得意なタイプが結局人気になっている馬であり、かつその大抵が非主流血統であると。

というわけで、その中でも
現時点での本命候補はこちら
→ 

理由


〆 明日は【みやこS】の回顧とエリ女展望その2を予定しております。