どうやら昨日の19時ごろに歴史的な降雨があったっぽく、現時点（日曜午前７時）での表記は重馬場。
ただでさえ、時計は出るもラストは止まるような特殊な馬場になっていたので、この雨で土曜と比べてもさらにその要素が増しそう。
安田の時間も稍重くらいのちょい高速〜標準くらいの馬場になるのかな。とにかくどういった馬場と騎手の心理状態かを10レースまで注意深く見る必要がありそう。
昨日のルメなんかを見てると、８レースのキタサンバルカンにしてもかなり仕掛けを待っていたし、騎手の中にもラストが止まるような意識があるのかも知れない。
正直展開予想が非常に難しい一戦だが、その鍵を握るのはチームダノン、この三頭どう出てくると思いますか？
普通に考えれば、ここに出る必要のなかったダノンスマッシュのやることは決まっているので、スタート決めたらハナをとるべくおして来ると思う。逃げ馬不在といってもさすがにG1で皆落ち着いて控えるというのは考えづらいし、クルーガーあたりがおしていくのなら大外のスマッシュもそれなりに出す必要があってペースは極端に遅くはならないと思っている。
問題はコーナーで息が入るかどうかと、直線のしかけどころ。
三浦さんは見てもらえればわかるが基本的に府中で逃げるとコーナーではオーソドックスに緩めたがる。VMのトロワゼトワルの場合は馬場もあったし、馬がいきたがっていたので緩まなかったが、手綱は抑え気味にして出来れば息を入れたいような感じは見られた。それとプラス馬場の意識もあるので余計にVMとは違った展開、前半速くてコーナー緩んでラストは12秒前後。というような2017安田記念のような展開になるんじゃないかな、と今のところ思っている。
なので、求められるのは先行馬なら加速力と持続力、後方差しでもコーナーで取り付いての末脚勝負に持ち込めることから、展開における有利不利はさほどない力比べができるんじゃないかな。あとは内外の馬場差を直前までみることと個々の馬場適正を判断して取捨していく。
正直前日に予想できるレースじゃないし、まして馬場見ずしての前日購入なんてできるわけがない。笑
◎
⚪︎５アーモンドアイ
▲★８ケイアイノーテック
△９アドマイヤマーズ
△11グランアレグリア
→武器は回転の速い脚での一瞬のキレだが弱点としての持続力のなさを驚異的な馬なり追走力でカバーできるので問題ない。この馬なりでの追走力はアーモンドにもひけをとらないし、その他折り合い面やソラ癖も今では鞍上も理解しているので以前と比べて信頼できる。ピッチ走法ゆえ馬場もこなせるだろうし、対アーモンドに対してちょうどダービーでのコントレイルとサリオスの位置関係に持ち込めれば一発あると思う。
⚪︎５アーモンドアイ
→結局MAXパフォがこのメンツでも抜けているので外せない。飛んでほしいけど、、、笑
勝つ確率は正直一番高いとは思うけど、単勝1.4倍、つまり馬券的期待値で71%以上あるのかといえば無いと思う。
負けるパターンとしてはコーナー緩んだ時に内で包まれて動けないパターンか、安全策で終始外をまわったときに完璧に乗った前の馬に加速で出し抜かれて届かないパターン。
それでもそういった不利は確率としては薄いところであとは、神のみぞ知る。ってやつ。
→ロゴタイプ。この馬の武器は緩急活かした加速力なので、最短距離を通して最前列から仕掛けを待てるパターンになればロゴタイプできるが、仕掛けが早いこの鞍上とは正直手があわない。ある程度後ろと差を持って仕掛けを加速力を活かせる展開になれば。
★８ケイアイノーテック
→ここにきてやっと狭い狭い好走スポットにハマりそうなチャンスが巡ってきた。しかし、敵は鬼メンツ。笑
以前【ダービー卿】の回顧にて
と記載したように、とにかく末脚は長く使えるがキレが足りないのと位置がとれないのが弱点。スケールは違えどサトノアラジンタイプで、今回コーナー緩んでラストが落ちるラップになり得る馬場。外から取り付いて直線バテ差しの大チャンスだと思う。爆穴。
△９アドマイヤマーズ
→この馬も早めの仕掛けから上がりがかかった方がいいタイプ。外枠からおそらく有力馬の中で皆スタート決めれば最も後ろからになる可能性は高いが、コーナー取り付ける展開、かつラストがかかれば相対的にラストでぐんっとくるこの馬には追い風。
△11グランアレグリア
→長く脚が使えるのはマーズと一緒でも、この馬は淡々とした流れの中でのその武器が目立つタイプ。位置をとって道中緩まないスプリント的な流れになれば。ただ、おそらく阪神カップくらいの極端でない高速良馬場がベストで馬場は不安。
以上です。
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