まずラップから↓↓
7.4 - 11.1 - 11.4 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.1
60.1 - 59.9
ペースはミドルだが、終始12.0前後のラップを淡々と刻んでおり予想通りキレは求められていない。
そういった持続力的ポテンシャルが求められながらもコーナーで最内と究極までロスをなくした馬がワンツーなのは注目点。
結局騎手の腕なんだよな。最近は今週の【鳴尾記念】もそうだったが、コーナーで緩まないのが主流になっているので、重賞クラスではよりタイトに回ることがこれまでよりも要求されてくると思う。
画像は34コーナー中間地点。
12.0のコーナー地点で外を回れば実質11秒台の脚を使うことになるので、ほとんどの馬がトップスピードの範囲になってしまう。ここで外から位置を押し上げたオセアグレイト、サトノクロニクル、ウラヌスチャーム、アフリカンゴールド、ポポカテペトル、そしてタイセイトレイルは皆そこが響いていてラスト1ハロンの失速に直結している。ノリさんに関してはある程度この中のどれに乗っていても道中最内とって持ってきたんじゃないかなと。笑
ハンデ戦だしなおさら騎乗面の差が大きいレースだったと思う。
最後にキングオブコージ、ゴールドギアの二頭は共にトップスピード戦で強かっただけに、こういった分散ラップで浮上するイメージがわかないロードカナロア産駒として切ってしまったが、むしろパフォを上げてきたことに関して、スタミナ色強い母系の影響を強く受けるのがカナロア産駒だと再認識。
以上です。
明日以降【安田記念】と【鳴尾記念】回顧、そして次週の重賞展望をしていきたいと思います。